加工技術(素材選定)

ステンレス素材の選定
ステンレスのベース素材を何にするか?
表面の仕上げを変えることで異なる質感や色調を表現します。

母材を目の細かい砥石で磨き、表面を鏡のようになめらかにする仕上げです。反射率は5タイプの中で、もっとも高く、色調は比較的明るく鮮やかに映ります。主に装飾用建材に使われている仕上げです。
平行な砥粒線を細かく髪の毛のようにつけた仕上げです。色調は落ち着いた重厚な雰囲気。主に建材用として幅広く使用されています。
ステンレスを薄く延ばした(冷間圧延)後、つや出しロールで、軽く加工(冷間加工)した、比較的光沢感のある表面仕上げです。主に装飾品や家庭用品に使われています。
ブライトアニールの表面に、布やすりで無作為に細かい砥粒線をつけたものです。ステンレスのシャープな印象を和らげ、目の粗さによって光沢感の調節もできます。内装建材や装飾用建材に主に使われています。(注1)
ブライトアニールの表面に、微細なガラス球を圧縮空気とともに吹き付け、細かい打痕を付けたものです。ガラス球の種類によって表面の粗さが調節できます。内装建材などに用いられます。(注1)
(注1)バイブレーションとショットブラストはスーパーブラックのみの加工となります。

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